
今回は異なる交通機関を交差させる方法について説明します。
ロット内に線路を通す際はiLiveReaderというソフトを用いて設定を行います。
iLiveReaderの基本的な使用方法は
Hide and Seek!さんの「ロット内に線路を通す」等をお読みください。
[手順1]ロットをLotEditorで作成する
鉄道跨線橋Lotの陸橋部分をBATで作成し、プラグインマネージャで公園用の建物として
ファイルを登録します。あとは公園Lotを改造して5x1のLotを作成してください。
[手順2]iLiveReaderで交通許容量、乗り換え時間を決定する
続いて、先ほど作成したLotをiLiveReaderで開き、左側にあるExemplar Fileを選択します。
(Bulldoze Cost,Plop Cost等があるもの)
右クリックで出たメニューから[Add Property]を選択し、Nameプルダウンメニューから
[Transit switch traffic capacity]を選択します。また、DatatypeはFloat32にします。
次に、Addボタンを押して左側のテキストボックスに最大交通量を入力します。
<注意>:最大交通許容量は鉄道と道路の両方をあわせた数値になります。
入力が終わったら、下のApplyボタンを押します。これで交通量の設定が完了しました。
同様にして乗り換え時間(ロット内の通過時間)を設定します。
[Add Property]でダイアログを開き、Nameメニューから[Transit switch entry cost]を
選択し、DatatypeをFloat32にします。また、Addボタンで追加されるテキストボックスには
通過時間を入力します。
[手順3]Lotへの進入方向を決定する
このLotを作成する際の要となるのがこの設定です。
Lot内への車などの出入りを制御するには、手順2の要領で[Transit switch point]という
プロパティを追加します。
このプロパティは4つの8ビット16進数で1つのセットとなっています。意味は、
最初の数値:Lotへの出入りを決定(0x81でLot外から進入、0x82でLot内から出る)
2番目の数値:Lotへの進入方向を決定
0x10:南
0x20:東
0x30:南+東
0x40:北
0x50:北+南
0x60:北+東
0x70:北+南+東
0x80:西
0x90:西+南
0xA0:西+東
0xB0:西+東+南
0xC0:西+北
0xD0:西+北+南
0xE0:西+北+東
0xF0:全ての方向
3・4番目の数値:Lotに出入りする交通機関を決定
0x00:徒歩
0x10:車
0x20:バス
0x30:旅客列車
0x40:貨物列車
0x50:貨物トラック
0x60:地下鉄
0x70:高架鉄道
0x80:モノレール
先ほど作成したLotは、幅が5、奥行きが1となっています。今回は下図のように
交通機関を通します。
↓
→□□■□□←
↑
□:道路を通すタイル
■:鉄道を通すタイル
→:Lotへの進入方向
さて、まずは最初に道路の設定を行います。道路のLotへの出入りは東西方向からのみのアクセスを
許可します。つまり、特定の交通機関を通す場合は以下のように数値を設定します。
0x81,0xA0,0x??,0x??(Lot内に入る交通機関の設定、??には同じ数値を入れる)
0x82,0xA0,0x??,0x??(Lot内から出る交通機関の設定、??には同じ数値を入れる)
これをLotに出入りする交通機関の数だけ設定します。
同じようにして、鉄道の設定を行います。鉄道は南北方向から接続するので、2番目の数値を
0x50としてください。
これらの数値を設定するには、
Hide and Seek!さんのSC4Hexというソフトが非常に便利です。
これを用いることで、この進入方向の設定とLot内に道路などを通す作業が非常に楽になります。
<注意>:SC4Hexを使用してTransit switch pointを設定する場合は、[施設内部での変換を0x00にする]
チェックボックスのチェックを外してください。このチェックボックスをオンにすると、Lot内部での
交通機関の乗換えが行われるようになります。また、Lotへの進入方向は手作業で設定する必要があります。
[手順4]iLiveReaderでLot内に道路・線路を通す
この作業については、
Hide and Seek!さんの「ロット内に線路を通す」を読んで設定方法を確認してください。
このLotでは、下図のように交通機関を通します。
□□■□□
□:道路を通すタイル(接続方向:東・西)
■:鉄道を通すタイル(接続方向:南・北)
<注意>:地上高速道路と道路・大通りを交差させる場合は、図のように道路を通すタイルと地上高速を通す
タイルの間に1タイル分以上の空きスペースを確保してください。
□□×■×□□
□□×■×□□
■:道路を通すタイル
□:地上高速を通すタイル
×:交通機関を通過させないタイル
開きスペースをとらなかった場合は、以下のようなバグが発生する可能性があります。
発生条件:Lot接続場所に道路・地上高速があり、両側の道路がそれぞれ3タイル以上の直線となっている。
症状:Lot建設と同時に道路が地上高速にかかる橋になる。
被害:Lotが破壊不可能になる。(Lot自体を破壊してその場所に建物を建てることはできるが、Lotの建物
及び土台部分が残ってしまう)
[手順5]Simcityで正しく機能するかどうか確認する
設定が終わったら、ファイルを保存してSimcity4を起動し、公園カテゴリにLotが追加されていることを確認してください。
設定が正しく行われていれば、Lotを建てることができ、正しく機能するはずです。
お疲れ様でした。